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ハイパーインフレ|日本も備えよう!安全な資産運用のコツ

お金

『ハイパーインフレ』という言葉をご存じでしょうか?

今あるお金は、ハイパーインフレが起こると価値が下がります。
そんな時に備えて、他の資産を持つことも考えておかないといけませんね。

この記事では、ハイパーインフレとは何か?どんな資産が強いのか?、ハイパーインフレに備えて安全な資産運用のコツなどを説明します。

ハイパーインフレとは何か?

インフレ物価上昇

ハイパーインフレとは、物価が急激に上昇することです。
ハイパーインフレが起こると通常では考えられない高額な値段がつき、札束もただの紙くずと同じような価値しかなくなり、お金の価値が急激に下がります
極論、1個のたまごが1万円になったり、1万円札がわずか1円程度の価値しかないような状態が想定されます。

物価や通貨にどんな影響があるのか?

お金が価値を失い物価が高くなっていくので、家計に負担をかけたり、経済が混乱したりすることが問題となります。
また、通貨の価値が急激に下落するため、国際的な信用を失い、外貨の調達が困難になる可能性があります。
このような状態になると、経済全体が混乱し、社会に深刻な影響を与えることがあるために注意が必要です。

ハイパーインフレはなぜ起こるのか?

原因は複数ありますが、国や政府が大量のお金を印刷しすぎてしまうことも原因の1つ
これにより、市場にお金があふれて、需要が供給を上回ってしまうために物価が上昇してしまいます。

また、政府が借金をしている場合にも、ハイパーインフレが起こることがあります。
政府が借金返済のために印刷したお金が市場に流れ込むことで、お金の価値が下がり、
物価が上昇してしまいます。

さらに、自然災害や戦争などの非常事態が発生した場合にも、生産活動が減少することで物価が上昇してしまうことがあります。
これらの原因が組み合わさることで、急激な物価上昇が起こりハイパーインフレが発生することがあります。

ハイパーインフレが日本に起こる可能性は?

日本は戦後の混乱期や高度経済成長期には一時的に物価が上昇するなどのインフレーション(インフレ)が起こったことがありますが、ハイパーインフレに陥ったことはありません。

但し、今後はコロナ禍による日本の財政悪化やロシアのウクライナ侵攻による原油や穀物の流通減少、円安による輸入品の価格上昇などがあるため、ハイパーインフレが起こる可能性が上がっているとする専門家もいます。

日本は、他国に比べてハイパーインフレにつながる可能性は低いと思われますが、経済や社会情勢の変化などによっては、将来的にハイパーインフレが起こる可能性はゼロではありません
そのため、日本でも物価の動向や金融政策に注目する必要があるとされています。

ハイパーインフレ時代に備えるべき資産4選とその理由

ハイパーインフレ資産運用

ハイパーインフレ状態では現金の価値が下がるため、資産減少リスクを防ぐためには、複数の金融資産を保有することがおすすめです。
金融資産の中でも、デフレに強い資産やインフレに強い資産が存在します。
以下では、ハイパーインフレに備えるための資産として、4つの強い資産を紹介します。

1.株式・投資信託

株式や投資信託は現金と違い価値が下がることはなく、企業の収益や経済が上向きならば、株式にも良い影響が生まれます。
輸出企業や海外大手企業の株を保有するのも1つの手です。
投資信託に関しては、「つみたてNISA」など個人が少額から始めやすい投資信託制度が整っているので、早く始めれば複利効果も期待できます。

2.外貨預金

外貨預金は円の代わりに米ドルやユーロなど外国の通貨で資産を保有する方法で、預け入れ先通貨の為替変動に伴い利益が出る場合があります。
外貨預金の金利は、普通預金より高い傾向があるため、資産運用初心者にもおすすめの方法です。

3.不動産

不動産を保有することもリスク分散に繋がります。
ハイパーインフレでは不動産の価値が値上がりするため、例えばマンションを保有していれば、家賃を値上げしたり土地の価格を上げたりすることで利益を得ることが可能です。
ただし、ハイパーインフレでも給料が上がっていない状況の中では、賃料アップが難しいことがあり、ある程度投資に慣れている中級者以上向けの資産運用となります。

4.コモディティ(金・エネルギーなど)

コモディティは実物資産とも呼ばれ、貴金属・エネルギー資源など投資にあたっては自分のリスク許容範囲をよく考え、投資先について十分な調査や情報収集を行うことが重要です。
また、投資に関する知識や経験がない場合は、投資顧問やファイナンシャルプランナーに相談することをおすすめします。

以上が、ハイパーインフレに備えるためのおすすめの資産となります。
資産運用は個人の状況や目的に応じて異なるため、自分に合った投資先を選ぶことが大切です。
また、投資にはリスクがつきものです。
十分にリスクを理解した上で投資するようにしましょう!

まとめ

ハイパーインフレとは、通常のインフレよりも深刻で、物価が急激に上昇する状態を指します。
ハイパーインフレが起こると物価が非常に高くなり、札束も価値がなくなるため、家計に負担をかけたり経済が混乱することがあります。

日本は過去に一時的にインフレになった事はありますが、現在の日本ではハイパーインフレが起こる可能性は低いとされています。
ただし、コロナ禍による財政悪化や国際情勢の変化により、ハイパーインフレが起こる可能性はゼロとは言い切れません。
そのためハイパーインフレに備えることは大切で、株式・投資信託、不動産、外貨預金、金といったデフレやインフレに強い複数の金融資産を保有することがおすすめです。