「旅行は心の栄養」という言葉がありますが、旅行は本当に素晴らしい経験ですよね。
特に、夏の旅行は海や山などの自然を満喫するのに最適な季節です。
ただ、日本では夏前後の時期に台風が発生することが多く、台風の影響で折角の旅行計画が台無しになってしまうこともあるかもしれませんよね。
その中でも、台風の影響で飛行機が欠航になってしまったらどうすればいい?
そこで、今回は台風シーズンに旅行を計画している方のために、飛行機の欠航時の対処法について、旅行保険や払い戻しのポイントなど知っておくと役立つ情報を徹底的に調べてみましたのでご紹介したいと思います。
この記事をみることで、パニックに陥ることなく冷静に対処し、旅行の楽しみを失わずに済む方法がわかります。
2023年の台風情報と予想
2023年に入り台風はまだ発生していませんが、4月11日にフィリピンの東に熱帯低気圧が存在していて台風1号に発達する可能性があり、日本を含む北西太平洋では、4月頃から徐々に発生し始めます。
この時期に台風が発生することは珍しくなく、2022年には4月に2つの台風が発生していて、その後夏~秋にかけて増加しています。
気象庁の統計によると過去10年間の平均台風発生数は24.8個で、最も多かったのは、2013年の31個でした。
台風の発生数や傾向は、気象庁や合同台風警報センター(JTWC)などの専門機関が定期的に発表していて、台風の発生数や進路、強さは、海水温や大気圧などの気象要素や、エルニーニョ・南方振動(ENSO)などの気候現象に影響されます。
台風によって強い風や大雨をもたらし災害や交通機関の乱れなどの影響を及ぼすので、台風情報に注意して早めに対策を考えることが大切です。
飛行機が欠航になったらどうする?旅行保険や払い戻しのポイント
飛行機が欠航となった場合は、まずは航空会社や旅行会社に連絡して状況を確認することが重要で、その後、旅行保険や払い戻しの手続きを進めることになります。
では、旅行保険の種類や補償内容、払い戻しの条件や方法について、詳しく説明していきましょう!
旅行保険について
旅行保険とは、旅行中に起こる事故や病気、荷物の紛失や盗難などに備えて加入する保険です。
保険の補償内容には、キャンセル費用補償や欠航・遅延費用補償などの特約が含まれ、これらの特約は、台風など悪天候で飛行機が欠航になった場合に役立ちます。
キャンセル費用補償
キャンセル費用補償は、飛行機が欠航・運休、入場券を取得後に台風によるイベント中止で旅行をキャンセルしなければならなかった場合に、航空券やホテルなどのキャンセル料を補償してくれる特約です。
欠航・遅延費用補償
欠航・遅延費用補償は、飛行機が欠航や大幅な遅延になって旅行日程が変更になった場合に、追加でかかった交通費や宿泊費、予約済みサービスのキャンセル料などを補償してくれる特約です。
●旅行保険に加入する際には、これらの特約が含まれているかどうかを確認することが大切!
●補償される金額や条件も保険会社によって異なるので、注意が必要!
●ANA(全日空)のキャンセル保険「そらもよう」の場合
ANAのキャンセル保険「そらもよう」は、フライトのご予約をキャンセルやキャンセルした場合に発生する取得済みの払い戻し手数料を補償。
欠航・遅延費用補償は、被保険者1名あたり定額で1万円まで。
払い戻しについて
飛行機が欠航になった場合の払い戻しとは、航空会社から航空券代金を返金してもらうことです。
払い戻しに関しては、原則としてキャンセル料も払い戻し手数料も発生しないことが多いですが、払い戻しの手続きには期限があるので注意が必要です。
●JAL(日本航空)の場合
出発予定日から40日以内。
●ANA(全日空)の場合
出発予定日から30日以内。
●peachの場合
悪天候などによる欠航は10日以内、航空会社の原因による欠航は30日以内。
払い戻しの方法については航空会社や購入方法によって違い、インターネットで購入した場合はWEBサイトから払い戻し手続き、代理店から購入の場合は代理店で手続きをして返金となります。
飛行機欠航時に役立つアプリやサービスについて
飛行機の欠航時に役立つアプリやサービスには、飛行機の運行状況や空席情報を確認できるもの、宿泊施設や交通手段を探せるものなどがあります。
例えば、以下のようなアプリやサービスがおすすめです!
飛行機の予約から搭乗手続きができるアプリ
飛行機の予約から搭乗手続きまでだけではなく、運行状況や空席情報の確認、さらに、欠航や遅延になった場合には代替便の予約や払い戻しの手続きも行えます。
フライトレーダーやフライト状況を知るアプリ
●Flightradar(フライトトラッカー)24 Free
Flightradar24 Freeでは、世界中の飛行機の位置や速度、高度などをリアルタイムで見ることができます。
また、出発地や目的地、便名などで検索して、自分が乗る予定の便や他社の便の運行状況も確認できます。
宿泊施設や交通手段を探せるアプリ
●トラベルコ
トラベルコは、国内外のホテルや旅館、民泊などの宿泊施設を比較して予約できるサービスです。
飛行機が欠航になって急遽宿泊先を探す必要がある場合には、トラベルコで空室状況や料金、口コミなどをチェックして、お得な宿泊先を見つけることができます。
●エクスペディア
エクスペディアは、国内外のホテルや航空券、レンタカーなどの旅行関連サービスを一括で予約できるサービスです。
飛行機が欠航になって旅行の日程が変更になった場合には、エクスペディアで代替の交通手段や宿泊先を探すことができます。
エクスペディアは、キャンセル料や変更手数料は無料。
但し、各航空会社でキャンセル料が発生する場合は、負担しなければいけない。
これらのアプリは無料でダウンロードできるので、旅行や出張などで飛行機を使う方はとても便利です!
Flightradar24は、有料版もあるので注意!
まとめ
この記事では、2023年の台風情報や飛行機の欠航時の対処法について詳しくご紹介しました。
もし台風シーズンに旅行を計画している場合は、旅行保険や払い戻しの方法を事前に確認することがとても重要で、もし飛行機が欠航になった場合は、冷静に対処することが大切です。
焦ってパニックに陥らないようにするためには対処方法をしっかりと把握しておくことで、旅行の楽しみを台無しにせずに済むので、事前の情報収集や準備をしっかりと行っておくことをおすすめします!
旅行計画を立てる際には、ぜひ参考にしてみてください。