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夫婦共働きが増えてきている現在、学校が終わった後帰宅しても保護者が家にいない家庭の小学生児童に健全な育成のサポートを含め、遊びの場や友人との共存の場を与えてくれる場、それが学童保育です。
戸倉恵利香さんという若者が海外での経験を基に、民間学童の【小さな森の学童】を立ち上げました。
子供たちが抱えている精神的な問題に対し、真剣にサポートしている彼女の指導に注目が集まっています。
どのような女性なのか?
そしてどのような学童施設なのか?
どうぞご覧ください。
戸倉恵利香さんのプロフィール
1993年生まれ、大阪府出身。
高校:帝塚山学院高校
大学:関西学院大学 経済学部
趣味:おしゃべりとおえかきと山登りが好き
大学卒業後、不動産会社「株式会社コスモスイニシア」に営業職として入社。
その後、国際協力 NPO go shareスタッフとしてフィリピンに渡り、日本の小・中学生向けスクール(オルタナティブスクール)を運営する。
日本に帰国後、公設学童スタッフを経て民間学童施設責任者となる。
2021年7月、堺三国ヶ丘民間学童『小さな森の学童』設立、代表取締役社長及び学童保育指導員として施設を運営している。
小さな森の学童の特徴
①少人数制の学童
小さな森の学童は、大阪府堺市北区にある民間学童の施設です。
『放課後をとことん!その子らしく』をコンセプトに、子どもたちひとりひとりの自主性を尊重しながらも、学びと遊びなど自由に好きなことができ、安心して過ごせる少人数制の民間施設です。
②アットホームな雰囲気
一般的に民間学童はビルの中に入っていることが多いですが、小さな森の学童は普通の一軒家です。
子どもたちが自分の家にいるような感覚で過ごして欲しいと思い、アットホームな雰囲気作りをしたいと思ったからです。
③手厚いスタッフのサポート
小さな森の学童では、教育現場で経験を積んだスタッフが、子ども7人に対して1人体制でサポートしてくれます(基準の3倍!)
※厚生労働省の基準:40人の子どもに対してスタッフは2人となっている。
④自由に「やりたい!」ことができる環境作り
基本的には、子どもたちが話し合ってやりたいことをみんなでしたり、個々でそれぞれしたりと自分のペースで過ごすことが多く、スタッフは一緒に取り組んだりサポートをします。
⑤時間の延長も出来る
多くの施設が19:00頃までのお預かりの中、小さな森の学童は通常20:00まで、延長の場合は21:00まで可能となっています。
学童保育の世界に入ったきっかけ
小学生の頃、ある日突然ご飯が食べられなくなり摂食障害になった戸倉恵利香さん。
いろいろな検査をしても原因がわからず、最終的には精神科に・・・。
この時、子どもながらに「人に言ってはいけない」と一人孤独で誰にも打ち明ける事が出来ずに悩んだそうです。
自身が辛い思いをしたからこそ、「同じ思いを子どもたちに絶対させたくない!」と使命感にかられたと仰っています。
「子どもたちが自分らしく生きられる社会を作る」という気持ちはさらに強くなり、理想のカタチを目指し模索した戸倉恵利香さん。
知識や経験を積み、そしてとうとう自分の理想のカタチ”小さな森の学童”を作り上げました。
子どもたちと一緒に笑ったり、泣いたり、本気でぶつかり合ったりと一緒に過ごす時間は、毎日楽しい。
でも楽しいだけではなく、一緒に過ごす中で見えてくる子どもたちの悩みや気持ち。
困った時に助けてと気軽に言えたり、カッコつけずに安らげる場所を目指して、これからも子供たちの精神的なサポートを使命として支えていきたいとの事です。
ボーダレス・ジャパンとの出会い
戸倉恵利香さんは大学4年生になり就職活動が始まった時にこんな悩みを持っていました。「しっかりとした教育できる環境で子どもたちが楽しめる場を作れる分野の企業に就職したい」
自分が思い描くような就職先が簡単にみつかるはずもなく、悩んでいた時にフィリピンへと渡り、オルタナティブスクールで理想の形を作れるかどうか模索しながら学童保育に携わりました。
子どもたちとの生活は彼女にとって良いこと、楽しかったこと、悪かったことと様々な経験となり、大人が気付けないだけで子どもが無意識に辛い思いをしていたり、悲しい思いをしているのではないかと昔の自分と重なってみえたこともあったそうです。
そんな経験の中から真剣に「しっかりとした教育できる環境と場づくり」がビジネスとして成り立つ方法はないかと調べていたところ“ボーダレス・ジャパン”と出会い自分の夢に近付く事が出来ました。
ボーダレス・ジャパンとは?
学生を卒業して、または社会人になってから・・・
自分のやりたい分野で起業してみたいけど成功するかわからない、そんな運否天賦なビジネスプランを一人でやろうと思っても勇気が出ませんよね?
ボーダレスジャパンでは多岐にわたる分野で、社会貢献に活かせるビジネスモデルを数多く輩出している先輩方もたくさん所属していて、志の高い仲間が所属しています。
ボーダレスジャパンには45のソーシャルビジネスでのノウハウがあるので「先ずはそのグループに属し、自分のビジネスをみんなで助け合って新規事業を立ち上げてみませんか?」という、とても心強い会社なのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自分のやりたいことをやるために真剣になっている人はとても輝いています。
戸倉恵利香さんのように何となく就職してその企業で働くのではなく、やりたいことを実現させるために行動することが大切だということが分かったのではないでしょうか?
一人で考えるのではなく友人や家族、またはボーダレスジャパンのような企業に相談し、自分に嘘をつかない自分らしいやりがいを探してみるのも楽しそうですね。
行動し、起業に結び付け社会貢献できるような企業が増えることを心より楽しみにしています!!