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ラファエル・ナダル引退|これまでの成績と名勝負シーンを紹介

ラファエル・ナダル引退これまでの成績と名勝負シーン

これまでテニス界で数々の偉業を成し遂げてきたラファエル・ナダル選手(スペイン)

会見で、2023年の全仏オープン(フランス パリ)をケガのために欠場、また、2024年には引退の可能性があることも発言しました。

今回は、ラファエル・ナダル選手引退についての発表内容や、彼のこれまでの輝かしい成績と、特に記憶に残る名勝負シーンをご紹介します。

ラファエル・ナダル引退へ

ラファエル・ナダル引退へ

2023年5月現在、テニスの男子シングルス世界ランキング14位のラファエル・ナダル選手(スペイン 36歳)が会見を行い、「来年が最後の年になるだろう」と発言しました。

ラファエル・ナダル選手は、今年の全豪オープン(オーストラリア メルボルン)の男子シングルス2回戦で左股関節付近を痛め、世界ランキング65位のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)にストレートで負けてそのケガが原因でツアーを離脱
2023年3月20日付のATP世界ランキングテニス男子シングルスでは約18年ぶりにTOP10から落ちています

今期は、ロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ モンテカルロ)、バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン バルセロナ)、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン マドリッド)、BNLイタリア国際(イタリア ローマ)を欠場。

また、5月28日から始まる全仏オープン(フランス パリ)を欠場すると発表
ケガは改善されてきているが何ヶ月もの間レベルの高いトレーニングができず、再びプレーするためには時間が必要。
出場するための準備ができていないとの理由で、18年連続で出場を続けてきた全仏オープンの欠場となったそうです。

新型コロナウイルスのパンデミック以降うまく練習を続けられず、練習していても痛みに耐える日が多かったラファエル・ナダル選手。
いろいろと考えた結果少し休養してみようかということになり、今後はどれくらいの期間になるかわかならいがしばらくの間活動を休止するとのこと。
また、2024年が現役で最後の年(引退)になる可能性が高いことを発言した。

ラファエル・ナダル選手のプロフィール

●名前:ラファエル・ナダル・パレラ(Rafael Nadal Parera )
●愛称:ラファ(Rafa)
●生年月日:1986年6月3日
●出身地:スペイン バレアレス諸島州マナコル
●身長:185cm
●体重:85kg
●利き手:左

ラファエル・ナダル選手は幼少期からテニスを始め、叔父であるトニー・ナダル氏がコーチを務めて8歳の時にスペインで行われた12歳以下の大会で優勝
その後も叔父の元でテニスを続ける。
15歳でプロ入りし、17歳で世界ランキング50位入り
19歳の時には、全仏オープンでグランドスラム初優勝を飾った。

現在、選手として、また、自身のテニスアカデミー「ラファ・ナダル アカデミー(Rafa Nadal Academy)」を開校し活動している。

ラファエル・ナダルこれまでの成績

ラファエル・ナダルこれまでの成績

ラファエル・ナダル選手のグランドスラム(男子シングルス)での成績を紹介します。

●全仏オープン優勝:14回

●全米オープン優勝:4回

●ウィンブルドン優勝:2回

●全豪オープン優勝:2回

これまでグランドスラムで優勝した回数(2005年~2022年)は、22回
この記録は2023年5月現在グランドスラム(男子シングルス)の優勝でチャンピオン(1位)の記録を持っています!
特に全仏オープン(レッドクレー)には圧倒的に強く、これまで18回出場して負けたのはたったの3回。
そのため、ラファエル・ナダル選手は「クレーキング(赤土の王者)」とも呼ばれているのですが何故こんなに強いのか?

それは、ラファエル・ナダル選手の故郷であるスペインバレアレス諸島州マナコル(マヨルカ島)はクレーコートが多く、幼い頃からクレーコートで練習してきたラファエル・ナダル選手はコートの特性をよく理解しているからだと思われます。

18年間全仏オープンに出場してきたラファエル・ナダル選手。
2024年の最後の年に期待が高まります!

ラファエル・ナダル名勝負シーン

ラファエル・ナダル名勝負シーン

ラファエル・ナダル選手の特に記憶に残る名勝負シーンを3つご紹介します。

2008年ウィンブルドン男子シングルス決勝戦
対戦相手:ロジャー・フェデラー(スイス)

ウィンブルドンで122年ぶり6連覇を目指していた「芝の王者」を倒して、22歳で初のチャンピオンとなった試合
6-4、6-4、6-7、6-7、9-7の62ゲームで、試合時間は4時間48分と当時の大会史上最長を記録したとてもドラマチックな試合でした。

 

2009年全豪オープン男子シングルス準決勝戦
対戦相手:フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)

今大会第1シードのラファエル・ナダル選手が、同胞で第14シードのフェルナンド・ベルダスコ選手を6-7、6-4、7-6、6-7、6-4で下して決勝進出を決めた試合。
試合時間はなんと5時間14分で、熱戦を制覇した

 

2009年全豪オープン男子シングルス決勝戦
対戦相手:ロジャー・フェデラー(スイス)

全豪オープンで初の決勝進出となった試合。
7–5,、3–6,、7–6(3),、3–6,、6–2の激闘の中ロジャー・フェデラー選手を下し、この試合で全豪オープン初の優勝を飾った

これらの試合は、ラファエル・ナダル選手のキャリアの中で、特に印象的で記憶に残る名勝負シーンとしてあげられます。
彼の粘り強さや闘志、そして勝利への執念が試合で発揮されていて、彼の偉大さ感じ取れます。

まとめ

ラファエル・ナダル選手は、これまでテニス界に大きな影響を与えてきた選手の1人です。
今回の引退の可能性を発表した会見は、多くのテニスファンやラファエル・ナダル選手ファンにとってショックなニュースでしたが、今は早くケガを治して一日も早く世界中のテニスファンの元に帰って来てほしいと思います。

これまで数々の成績を残してきたラファエル・ナダル選手。
2024年には復活したプレーが見れることを期待しています!